北欧のメロデスシーンを代表するIn Flamesの9thアルバム。

メロデスの先駆けとして長い歴史を持つバンドだが、彼らの作品は駄作がないと言われている。

今回のアルバムも、9枚目と言うことでそろそろ駄作を出しても誰も文句を言わない気がするのだが、さすがと言うかやはりと言うか今回も見事に彼ららしいアプローチで自らの音楽性を表してくれた。

アルバム9枚と言うキャリアに甘えることなく、彼らはアルバム一枚一枚において進化している。

今回のアルバムは前作と比べるとややアグレッションではなくなったが、かなりドラマティックになった気がする。

簡単に言うと、6thの『Reroute To Remain』に若干近い印象である。

特にヴォーカルは、前作ではデスヴォイスとクリーンヴォーイスのめりはりを付けメロディをほとんどクリーンヴォイスに持たせていたのだが、今回ではクリーンヴォイスを減らし、代わりに力強いシャウトスタイルに、大胆にメロディを加えてドラマティックに歌い上げている。

またギターパートも前作でちらほら見られた切り込むようなリフと言うよりはメロディを意識し、ギターソロを増やすなどやはりドラマティックな方面へのアプローチをしている。

これは勝手な推測なのだがこのアルバムは、製作意図や変な(?)ジャケットを見た限りで、今回は独自の世界観で作られた「ドラマティック」な音楽性を目指しているのではないかと思う。

先行配信の『The Mirror’s Truth』を聴いた時点で、彼ららしい曲だがどこかメロデスと離れたと言うイメージがあったのだが、つまりそう言うことだろう。

総評して、今回のアルバムはメロデスでもメタルコアでもない、In Flamesとしての円熟された音楽が聴ける一枚になったと思う。



[The Mirror’s Truth PV(YouTube)]
http://www.youtube.com/watch?v=bcc3p2giBsI

PS.リードギターってイェスパーさんじゃなかったの?
って言うかあの人ほんっとに画面に写らねー!

コメント

nophoto
瑞希
2008年4月3日23:00

PVがやたらカッコ良かった!
アルバム9枚も出してるのにはずれがないって凄い・・!
興味持ったから今度、探してみようと思います☆

巡り合わせてくれてありがとう☆
眠気がヤバイゆなでしたw

nophoto
ネコ
2008年4月4日1:58

なんか赤ちゃんの被り物がちょっと怖いね(爆
でも始めの前奏?かっくいいねぇ♪
この曲の前奏結構好きッス(爆
てか啓一がPV画にめっちゃ感動してはる(爆

9枚もアルバム出してるってすげくね?ww
てかこういうPVってどんくらいお金かかって
るんやろう(爆(そこかょw(爆
まぁ長い説明?ありがとッスw
まだあんまりよくわからんけど
だいたいはわかったから(爆
またの更新待ってまっせぇw(←誰やねんw(爆

nophoto
豊田だよ
2008年4月4日21:31

この人形気持ちわりいいいいいいいいいい!!!!!!!!!
20秒でみるんやめちゃったよ。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索